MENU

日出間 純 特任教授

日出間 純

日出間 純 特任教授

/ Jun HIDEMA

Researchmap
  • 所属

    千葉大学 国際高等研究基幹 / 園芸学研究院

  • 研究キーワード

    植物、ストレス応答、紫外線、DNA障害とその修復機構、オートファジー、宇宙実験、宇宙植物育種技術

  • 所属学会情報

    日本宇宙生物科学会、日本植物生理学会、日本植物学会、日本放射線影響学会、光生物学協会

研究テーマ

地球外環境における植物の複合ストレス応答研究と植物の育成技術確立

研究概要

今日人類が計画する宇宙での長期滞在・居住には、酸素・食料の供給源である植物の地球外環境での育成技術の確立が必要不可欠である。地球外環境は地上とは異なる重力環境であり、また宇宙放射線、太陽粒子線(紫外線)、温度、水分等の様々な環境が大きく異なったストレスフルな環境である。このような環境で、これまで地上1G環境に適応し、進化してきた植物が正常に生きることが出来るのか?これまで紫外線や放射線、温度等の様々な環境ストレスに対する応答・耐性機構について、イネ、シロイヌナズナ、コケなど様々な植物を材料に、地上や国際宇宙ステーション実験施設を利用して解析してきた。

その結果、植物にとって微小重力環境もストレス環境であり、微小重力環境下での他の紫外線等のストレスは、地上1G環境以上に大きな障害を引き起こすことが分かってきた。現在、これまでの研究実績を基に、地球外環境での植物育種技術の確立を目標に、宇宙環境を想定した複合環境ストレス応答、耐性分子機構の解明に関する研究を行っている。