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須藤 明 准教授

須藤 明

須藤 明 准教授

/ Suto AKIRA

Researchmap
  • 所属

    千葉大学 国際高等研究基幹 / 大学院医学研究院

  • 研究キーワード

    IL-21、Th17細胞、Treg細胞、γδT17細胞、c-Maf、Sox5、Sox12、IL-6、TGF-β、可溶性IL-21レセプター、細胞内サイトカイン染色法

  • 所属学会情報

    日本内科学会、日本リウマチ学会、日本アレルギー学会、日本免疫学会

研究テーマ

自己免疫疾患発症に関わるT細胞の分化と維持のメカニズムの解明

研究概要

(1) IL-21の自己免疫性疾患発症における役割
IL-21は、Th17細胞や濾胞性ヘルパーT細胞によって産生され、自己免疫疾患において重要な役割を果たすオートクライン増殖因子です。私達はIL-21がNODマウスの糖尿病発症、Foxp3変異scurfyマウスの自己免疫性肺炎の発症、実験的自己免疫性筋炎の発症などに関わることを明らかにしました。またIL-21産生ヘルパーT細胞の分化は転写因子c-Mafにより誘導されることを報告しました。

(2) ヘルパーT細胞分化におけるSoxファミリー分子の役割
転写因子Sox5はc-Mafと共にTh17細胞の主要転写因子であるRORγtを誘導することにより、実験性自己免疫性脳脊髄炎の発症に関わることを明らかにしました。さらにSox12は末梢誘導性制御性T細胞の分化に関わり、炎症性腸疾患モデルの発症を抑制することを明らかにしました。

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