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所属
千葉大学 国際高等研究基幹 / 大学院医学研究院
研究キーワード
粘膜免疫、アレルギー、炎症性腸疾患、食物アレルギー、マスト細胞、腸管グリア細胞、間葉系細胞、線維芽細胞、炎症、修復、線維化、臓器連関、腸内細菌、病原性共生菌、免疫末梢教育
所属学会情報
日本免疫学会、腸内細菌学会、日本アレルギー学会
研究テーマ
(1) アレルギー抑制型免疫細胞の形成と効果的なアレルギー治療法の開発
(2) 臓器連関による腸内細菌に対する「共生と排除」の理解と応用
(3) 間葉系-神経系細胞間の相互作用に着目した粘膜修復・保護システムの解明
研究概要
「腸」は消化吸収だけではなく、全身の免疫の調整役として働きます。 クローン病や潰瘍性大腸炎といった免疫炎症性難病の一つである「炎症性腸疾患」や、様々なアレルギー性疾患が連続的に起こる「アレルギーマーチ」も腸の免疫機能の調和の乱れが関係しています。
また、一部の腸内細菌は腸から離れた臓器へと移り住むことで炎症を起こすこともわかり、まさに「腸の乱れは万病の元」といえる事実が明らかとなってきました。 私達は腸を中心とした「臓器連関機構」、臓器の線維化およびアレルギーに対する保護システムを解明することで、疾患治療の確立を目指す取り組みを進めています。
