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所属
千葉大学 国際高等研究基幹 / 大学院医学研究院
研究キーワード
遺伝子制御ネットワーク、転写因子、マイクロRNA、アトピー性皮膚炎、Gene set enrichment解析、多階層ネットワーク、制御ネットワーク、状態遷移モデル、時系列解析、機械学習、分岐現象、状態空間モデル、疾患予測、バイオマーカー
所属学会情報
日本メディカルAI学会、日本バイオインフォマティクス学会、日本分子生物学会、日本免疫学会、日本人類遺伝学会、日本股関節学会
研究テーマ
予防・先制医療に向けた疾患層別化と予測
研究概要
近年、急速に医療・ヘルスケア分野にも人工知能(AI)やデータサイエンスの導入が進んでいます。ただし、導入事例としては、ある時点のデータに基づく疾患の検知・診断がほとんどでした。 一方、現代社会において問題となっている生活習慣病などの慢性疾患に対しては、発症や病態進行の長期的な時間経過を理解・予測し、未然に重篤な変化を防ぐ予防・先制医療の必要性が高まっています。
私たちは、スマートウォッチやスマートグラスなどのウェアラブルデバイスや唾液の計測といった、日常的かつ身体への負担の少ない、もしくは身体に全く触れることなく行える低・非侵襲の計測手段の開発・応用、疾患の早期検知・予測のためのAI・数理解析技術の開発・整備を行っています。 また、複数の要因によって発症・進行する多因子疾患、慢性疾患を主なターゲットとして、千葉大学医学部附属病院および国内外の医療機関とも連携し、大規模な検体収集と最先端のAI・データサイエンス技術を用いた疾患層別化と発症・予後予測の研究を進めています。
