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所属
千葉大学 国際高等研究基幹 / ハドロン宇宙国際研究センター
研究キーワード
高エネルギー天体、最高エネルギー宇宙線、標準理論を超える物理、大気ニュートリノモデル、ニュートリノ天文学、マルチメッセンジャー天文学、光検出器、ニュートリノ検出器
所属学会情報
日本物理学会、日本天文学会
研究テーマ
高エネルギーの素粒子ニュートリノの観測から宇宙での高エネルギー現象を解明
研究概要
宇宙では人類が作り出せないほどの高いエネルギーが作り出されていることが観測されていますが、そのエネルギー生成の仕組みは未だに謎に包まれています。 私は、そのような高エネルギー現象が、どこでどのように起きているのか様々な観測を通して解明していきます。 特に私は宇宙を飛び交う高エネルギーの素粒子ニュートリノの観測から見えてくる宇宙での高エネルギー現象についての研究を行っています。 ニュートリノは電荷をもたず他の粒子と相互作用をなかなかしないので宇宙の遠方からの情報をまっすぐに届けてくれるからです。
私はアムンゼンスコット南極点基地にあるニュートリノ望遠鏡IceCube(アイスキューブ)を使い、高エネルギーの宇宙ニュートリノ観測を行っています。 この望遠鏡は南極点の氷河一立方キロメートルをニュートリノ観測装置として利用する変わった装置です。巨大な検出器を用いて壮大な深宇宙高エネルギー現象を探ります。
