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国際高等研究基幹とは

国際高等研究基幹とは

★千葉大学の研究戦略

千葉大学では、令和3年7月に千葉大学ビジョンを策定し、研究については国際頭脳循環の中核として世界最先端の研究を展開することを目的とし、以下の4つの戦略を掲げています。

  • 学問の多様性を尊重し独創的な研究を推進
  • 学際研究領域を開拓する世界水準の学術研究を推進
  • 新たな価値を創造するイノベーティブな研究を推進
  • 国際高等研究基幹による戦略的な研究教員組織を構築

国際高等研究基幹について

国際高等研究基幹

第4期中期目標・計画期間(令和4~9年度)では、上述の千葉大学ビジョンに基づき、学際的先端研究及び価値を創造するイノベーション研究の拠点として、国際高等研究基幹(Institute for Advanced Academic Research: IAAR)を設置しました。
国際高等研究基幹では世界最先端の研究を展開することを目的として、それぞれの分野において世界と伍する先鋭的研究を戦略的に取り上げ支援します。
併せて、研究の進展を通じて、中堅・若手研究者の育成を行います。

国際高等研究基幹について

研究人材の育成

国際高等研究基幹ではこれまで研究支援してきた中堅・若手研究者のさらなる飛躍を支えるべく、引き続き研究環境の整備を行い、研究者のキャリアに応じてシームレスな支援を行います。
次世代のイノベーション創成の担い手として活躍することを期待しています。

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(1) 卓越した研究者集団の形成

第3期中期目標・計画期間中に研究プログラムの遂行のために雇用され、優れた研究業績を上げている中堅・若手研究者が引き続き活躍できるよう、研究者自身のキャリアパス形成に配慮しつつ、安定した研究環境を提供し支援しています。
イノベーションの創出、国際的な活躍が期待されます。

(2) テニュアトラック准教授の採用

千葉大学内・外で活躍している若手教員をテニュアトラック准教授として採用しています。
採用された教員は自身が推進した研究成果が認められることにより、テニュアポジションの取得が予定されています。
テニュアポジション取得後は千葉大学教員として世界水準の研究を牽引し千葉大学の研究力向上に貢献すると期待されます。

(3) 特任助教の採用

千葉大学大学院にて博士号を習得した優れた研究者のうち科学技術振興機構による次世代研究者挑戦的研究プログラム「全方位イノベーション創発博士人材養成プロジェクト」及び「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」修了者、さらに、独立行政法人日本学術振興会特別研究員および外国人特別研究員経験者として活躍している若手研究者を特任助教として採用しています。
メンター教員とともに研究者としてのキャリアパス形成を支援します。

研究支援プログラム

IAARは、学問の多様性を尊重し、学際領域の開拓並びに新たな価値を創造するイノベーション創出を推進し、社会・経済の発展を妨げる課題を解決するために、当該分野で飛躍的な研究の進展が期待される研究プロジェクトを支援するプログラムを開設しました。
本プログラムは、千葉大学に所属する研究者が推進する研究を加速・充実させ、優れた研究成果を創出するともに、大型研究費の獲得や研究拠点の形成を目指すことを目的としています。

(1) 学際的先端研究支援プログラム

学理・真理を探究し新たな研究領域の開拓を目指す意欲的な研究課題及び基盤的研究の向上に貢献するプログラムを支援します。

(2) 社会価値創造研究支援プログラム

研究活動によって生まれた成果の社会実装を通じて、新たな未来社会の社会変革をもたらすことを目指す意欲的な研究課題を支援します。 これらの課題には、プログラムの推進過程における関連要素技術・装置開発等及び社会提言の基盤となる理論構築も含まれ、研究成果に基づく社会価値の創出が期待されます。