第4回シンポジウムにて、13名が優秀発表賞を受賞
2019年12月6日(金)、グローバルプロミネント研究基幹(GP)主催による第4回シンポジウムが西千葉キャンパスで開催され、約200名の参加者が出席しました。GPがサポートする各研究プロジェクトから、57名の若手研究者及び学生が登壇し、各研究内容の概要を説明した後、ポスター掲示会場に移って発表を行いました。
午後の基調講演では、社会科学研究院の酒井啓子教授より、紛争地における地域研究の醍醐味について披露され、学生参加者と意見交換が行われました。
研究発表者の中から、今年は13名が優秀発表賞の受賞者に選ばれ、徳久剛史学長より表彰状が授与されました。
閉会の挨拶にて、運営部門長の関実教授は「回を重ねるごとに、専門外の方に自分の研究を簡潔に伝えるスキルが上がっている」と述べ、盛況のうちに終了しました。
優秀発表賞の受賞者一覧
研究プロジェクト・発表名 | 発表者 |
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癌エピゲノム DNAメチル化情報による中咽頭癌に対する高精度な放射線治療効果予測について |
医学研究院 博士課程 黑川 友哉 |
ソフト分子活性化 ヨウ素を使った医薬品中間体の簡単合成 |
融合理工学府 修士課程 綿 智理 |
粘膜免疫 スギ舌下免疫療法の早期効果予測因子についての検討 |
医学研究院 医員 米田 理葉 |
糖鎖創薬 気管支喘息モデルにおける抗シアリルルイス X糖鎖抗体の治療効果の検討 |
医学薬学府 博士課程 Xiong Wei |
ファイトケミカル 被子植物の有性生殖を制御する新規受精因子の発見 |
園芸学研究科 博士課程 高橋 太郎 |
心理精神科学 児童思春期の高機能自閉スペクトラム症者および家族に対する認知行動療法を用いた心理教育プログラム「ASDに気づいてケアするプログラム(ACAT)」の開発と研究プロトコル |
子どものこころの発達教育研究センター 特任研究員 岩間 由衣 |
公正社会 「リベラル優生主義」の限界 |
人文公共学府 博士課程 邢 暁赫 |
次世代3次元 観察者に応じて異なる情報を発信する次世代サイネージの開発 |
統合情報センター 准教授 白木 厚司 |
バイオジェニックナノ粒子 ニンニク(Allium sativum)におけるバイオジェニックナノ粒子形成とその毒性学的意義 |
薬学研究院 助教 田中 佑樹 |
希少・難治性疾患 POEMS症候群の新規治療開発 |
医学研究院 博士課程 水地 智基 |
先進的骨伝導コミュニケーション 頸部および体幹に呈示された骨導音の知覚 -超音波と可聴周波数音の比較- |
融合理工学府 修士課程 荻野 利基 |
リンパ浮腫モニタ 電気インピーダンス・トモグラフィー法によるリンパ浮腫検出の可能性 |
融合理工学府 修士課程 柳澤 亮太 |
キラリティ The combination of high-speed atomic force microscopy and X-ray crystallography reveals the unidirectional rotation mechanism of a shaftless V1 motor. |
融合理工学府 博士課程 丸山 慎太郎 |
※ 概要発表順