ENGLISH

お知らせ

堀田英之特任助教、アジア太平洋物理学会よりプラズマ物理部門「若手研究者賞」を受賞

2018年11月12日〜17日に金沢で開催されたアジア太平洋物理学会プラズマ物理部門会議(AAPPS-DPP 2018)において、理学研究院物理学研究部門の堀田英之特任助教が「Young Researcher Award」を受賞しました。

受賞理由は「大局的な太陽磁場生成における小スケールダイナモの役割を先進的な高解像度の磁気流体シミュレーションによって示したこと」です。堀田氏は「京」スーパーコンピュータを用いて太陽対流層下部から太陽表面付近までを計算領域に含めた高解像度の大局的な3次元磁気流体シミュレーションを実施し、太陽活動の11年周期の解明に迫る研究成果を2016年にScience誌に発表しました。この研究が高く評価され、今回の受賞に至りました。

アジア太平洋物理学会プラズマ物理部門は、インド、中国、日本、韓国、オーストラリア等アジア太平洋地域の約1800名の研究者によって構成される国際学会です。今年の年会には約700名が参加しました。Young Researcher Awardは、優れた研究成果を挙げた40歳未満の若手研究者に授与される賞です。日本人の受賞は2年ぶりとなります。

授賞式の様子

堀田英之特任助教、受賞の様子
堀田英之特任助教、受賞の様子
堀田英之特任助教、受賞の様子