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所属
千葉大学 国際高等研究基幹 / 災害治療学研究所 / 大学院医学研究院
研究キーワード
災害医療、情報管理、医療コンテナ、重症患者、間接熱量測定、メタボロミクス、エネルギー代謝、異化反応、同化反応
所属学会情報
日本集中治療医学会、日本救急医学会、日本臨床栄養代謝学会、日本外科代謝栄養学会、日本外科学会、日本腹部救急医学会、日本急性血液浄化学会、日本ショック学会、欧州集中治療医学会、欧州臨床栄養代謝学会
研究テーマ
(1) 災害時の報道機関情報や医療コンテナ活用に関する研究
(2) 重症患者の栄養療法に関する研究
研究概要
(1) 災害時の報道機関情報や医療コンテナ活用に関する研究
災害時に発信される膨大な情報の中から、災害救護に必要な質の高い情報を的確に収集することは困難を極めます。
そこで、災害時の報道機関情報を自動的に収集して分類して閲覧性を高め、共有・活用を図るシステムを開発しています。
本研究で的確な情報管理を実施することにより、急性期災害医療の効率化を目指しています。
また災害の急性期から、迅速かつ持続的な医療体制を確立するために開発した、医療コンテナの機能向上や活用推進を進めています。
(2) 重症患者の栄養療法に関する研究
集中治療を必要とする重症患者では、急性期の栄養療法が機能的・臨床的転帰に影響します。
間接熱量測定法という方法で測った消費エネルギー量に合わせた栄養療法が推奨されていますが、内因性のエネルギー源の利用を考慮に入れた理想的な栄養投与法はいまだ確立されていません。
そこで、細胞の活動によって生じる特異的な分子を網羅的に解析する「メタボロミクス」による代謝動態評価から、新たな栄養投与法の確立に向けて研究しています。